世界で出光興産のみが持つ樹脂材料
シンジオタクチックポリスチレン
出光興産が1985年に世界で初めて合成に成功した結晶性のポリスチレンです。従来の非晶性ポリスチレンの持つ低比重、良電気特性、耐加水分解性、良成形性に加えて融点が270℃であり高耐熱性と結晶性のため耐薬品性に優れます。現在日本とマレーシアで製造プラントが稼働し、様々な工業製品に採用されています。
- 低比重(1.03)
- 電気特性(絶縁破壊電圧、トラッキング、低誘電率、低誘電損失)
- 耐加水分解性(水を吸収しぬくく、劣化しない)
- 良成形性(薄肉成形可能、バリが出にくい、寸法が出しやすい)
- 耐熱性がある(融点270℃、連続使用温度130℃)
- 結晶性のため耐薬品性が高い(有機溶剤、酸・アルカリに溶けない)
- 自動車分野ではハンダ耐熱性があるため各種コネクタに実績がある
- 誘電特性に優れ、電子レンジ調理器具・容器・食器、樹脂箸で実績がある
- 耐加水分解性があるため、住設・水回り分野で実績がある
- 6つの特徴を活かした様々な用途へこれからも採用実績を伸ばしていく。
- 2024年2月
- 2023年10月
- 2023年11月
- 2023年9月
- 2023年7月
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