NXP は,連続して入力される時系列のセンサ信号から学習モデルを生成するツール「eIQ Time Series Studio」を同社デバイス向け機械学習用ツール「eIQ」に追加した.入力センサ信号は複数チャネルにも対応し,異常検知や動作モードの分類,充電電荷量を例とする回帰(予測)といったライブラリを構築可能.
ユーザは,時系列のセンサ信号データを入力すれば,モデルの品質の向上(キュレーション),学習(トレーニング),性能評価,ターゲット・マイコンに最適化した出力まで一貫した開発が可能.
AIモデルはいくつか生成される.各モデルの精度やメモリ容量などを比較でき,ユーザは使用マイコンの検討を簡単に行える(図1).
現行のバージョンではCPU 処理のみのサポートだが2025年にNPU処理もサポート予定.
ライター:編集部
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