革新的省エネルギー技術の紹介
nano tech展・ 産業技術総合開発機構(NEDO)ブース

●目の活動を常時センシング,目の健康分野への応用技術  (立命館大学

瞬きや眼球の運動のパラメータを常時センシングできる低費用なセンサを開発.メガネのつるに慣性センサ・照度センサ・赤外線距離センサ・ToFセンサを取り付けて,目の動きの見える化を研究している.目の健康知見の創出に向けて,センサ技術の応用や連携先・製品化や事業化手段を探している.

 

●「 電気抵抗法」で,ウイルスから細胞まで 幅広い微粒子を迅速に計測(アドバンテスト

流路を絞ったゲートエリアを設け,微粒子がそこを通過するときの電気抵抗の変化を電流として出力するセンサ技術.ウイルスや細胞・がん細胞などの微粒子を迅速,高感度かつ低濃度での検出に成功.微生物の計測について,バイオに限らず相談してほしいとのこと.

 

●電圧精度のワイヤレス校正・補正技術(大阪大学/神戸大学

測定器を校正するときは業者に送るので,費用や期間以外にも梱包や運送費などさまざまな問題があり面倒である.この技術は測定器を発送する必要がなく,国家標準へのトレーサビリティも確保されていて,作業現場で校正ができることを目指している.信頼性の高い計測によって,開発現場でも生産現場でも品質の向上が可能となる.

 

●湿度変化を利用して発電する「湿度変動電池」 (産業技術総合研究所

イオン交換膜をはさんで濃度の違う電解液が水分を取り込んだり,放出することを利用して発電する電池.30%から90%の湿度の変化で±20mV程度の出力が得られる.発電出力や耐久性を向上させ,実用化を目指している.実用化に向けて連携先も探している.

 

ライター:武田洋一