宇宙ビジネス展 SPEXA

●はやぶさ2の実物大模型

SPE X A の入口では小惑星探査機「はやぶさ2 」の実寸大模型を展示していた.はやぶさ2は,2019年2月22日と7月11日に小惑星リュウグウへのタッチダウンに成功し,リュウグウ表面と地下物質のサンプルを採取.11月13日にリュウグウを出発し,現在も航行を続け拡張ミッションに移行.2026 年に小惑星2001CC21,2031年に小惑星1998 KY26の観測などを予定.
実物大模型では,太陽電池パドル裏の配線取り回しやターゲット・マーカの模型,探査ローバ「MINERVA 」のミニチュアが見られた.宇宙の遠いかなたでも,エレクトロニクスの力がしっかりミッションを支えていることを再認識した.

 

●自動低負荷試料作製システム IS-POLISHER(池上精機)

IS-POLISHERは,低負荷研磨/ミクロン単位での調整/姿勢や傾き制御/ 直接保持できるホルダーなど独自の機能で,柔らかい金属や割れやすい・掛けやすい材料でも研磨が可能.自動で作業できるため,人によるバラつきや高精度化,削り過ぎも防止できる.積層セラミック・コンデンサのレア・ショートや静電容量の異常,ICと基板間のはんだ付け不具合解析の他,金属や高分子化合物の構造分析などに威力を発揮する.

 

ライター:武田洋一