オン・セミコンダクター 記者発表会

日 時:2023年11月7日(火)10:30~
登壇者:ハッサーン・エルコーリー氏(社長兼CEO,左から2 番目),サイモン・キートン氏(エグゼクティブ・バイスプレジデント兼ジェネラルマネージャ,パワーソリューションズ・グループ,右側),マイケル・バロウ氏(セールス担当エクゼクティブ・バイスプレジデント,右から2 番目),林 孝浩氏(バイスプレジデント兼日本法人代表取締役社長,左側)

全体の業績は,2022 年ワールドワイドでの売り上げが,SiCパワー・デバイスとイメージ・センサの生産能力が向上したことで82億米ドル(約1兆2 千億円)を記録.2023 年第3 四半期の自動車関連売上高は前年比33%増だった.日本市場では継続的に売上が伸びていて,開発案件は過去1年間で70%増となった.要因としては,日本では自動車をはじめとする電動化への移行が本格化したことと,日本のデザインチームが頑張ったことにあるそうだ.

ワールドワイドでの売上増の要因は,ハッサーン氏がCEO に就任して以降,インテリジェント・パワーとインテリジェント・センシングにフォーカスした,持続可能なエコシステムをサポートする新しい会社に改革したことが大きい.そして,これを推進するのがSiC&Siパワー・デバイスとイメージ・センサの2 つのコア技術である.SiC とSi パワー・デバイスの分野では世界2位で市場シェア9%,売上成長率38%で,自動車&産業用では世界1 位,自動車市場のシェアは46%.電気自動車ではエントリからウルトラハイパフォーマンスのレベルまで最適な製品と数量が提供できるという.イメージ・センサ製品の分野では,先進運転支援システム市場で68%を占める.イメージ・センサは2つのシャッタ方式があることと,高ダイナミック・レンジとLED フリッカーレスでは卓越した技術を持っている.SUBARU のアイサイトをはじめ,車載センサとして4億5000万個以上の実績があるとのこと.

<武田洋一>